飯豊連峰 栂峰

善意に収まる











6月7日
完全に錆び付いた体に、履き下ろしの長靴は足が遊び過ぎて歩きにくいことこの上なくホキる。先行した2人パーテーは唯一の窓で昼食をとっていた。そこからの目に入る山群は棚引き、指呼の間の飯森山だけがスッキリとそこにあった。小1時間も休めば老頭児と言えども回復傾向にあり、山菜に高ぶる。1500m下のコシアブラに始まり1000m辺りのタケノコ、沢へ下ればウドが食べ頃ですと待っていた。麓でのワラビは大漁で、明日からは山菜三昧の日々となる。