飯豊連峰 鍋越山











4月12日(日)
昔から往き来ある山の鼻と知りつつ、辿ることのなかった尾根を使いあわよくば地蔵岳へと目論んだが、お日様を断つことを怠り、這う這うの体で旧飯豊登山道の一角である鍋越山に上がった。朝日連峰は遠くにかすみわたって在った。今西錦司が巨像か長鯨と形容した飯豊連峰の大きな景観を愉しみ、また、1000m前後から山頂までのブナ林は素晴らしく、それに満足し山を下りた。