朝日連峰 祝瓶山荘にて









新鋭1名を欠くが山荘に集う

5月30日(土)31日(日)
「三人寄れば山岳会」の時代は衰退し、会員の減少も拍車をかけ存続すら危ぶまれる山岳会もあると聞く。我が山岳会も同様な有り様に危惧するも、昨年来立て続けに新鋭4名が長井山岳会に名を連ねた。提唱すれば先ず故郷の山々に分け入りじっくり知り尽くし己の哲学の山を模索するが良いだろう。斯く言う山わっしゃこも未だ域半ばで滸がましいものの言い方をするが共に実践したいと願っている。


気の合つたそして気のおけない二、三の友と共に歩く山登りは真に何ものにも代へ難く愉しい。それこそどんな苦痛にも困難にも、また危難にも耐え抜くことが出来よう。そして共に得られた喜びもまた領ちあえるのである。そして結び合はされた友情は、その山と共に永く人の心に残るものであろう。
モーリスエルヅヴーク