朝日連峰 長井葉山











2月28日(日)
Nさんの提案で、久しぶりに本来の登山口である白兎十文路より葉山へ入る。森林公園より左側の白兎尾根を捨て、大沢尾根650m地点から延びる枝尾根にバリエーション・ルートを求めた。登り出しは牛の背の如し広い尾根歩きで、大沢源頭に差し掛かれば、馬の背に推移する。最後の急斜面はピッケルが欲しくなるも、カモシカの足跡がスタンス・ホールドと化し助けられた。主稜線から先行者のトレイルを追い山荘に着けば、1組のパーティーは奥の院へ足を向かわせ、山荘内には夫婦らしきパーティーが暖を取っていた。心地好い疲れにビールは口を軽し、薪を補う。帰り道とした勧進代尾根を下れば、青空に映えるマンサクに、山が笑っているようだ。