朝日連峰 長井葉山











11月22日(日)
久しぶりの重登山靴は鈍重である。勧進代の尾根に乗れば、敷き詰められた落ち葉に足を取られつつも高度を上げる。分岐より雪は深さを増し、垂れ下がる冬木立の中は登りにくいこと夥しいも先行者のトレィルに樏は不要であった。山荘内に漂う薪の匂いに安堵を覚え、奥の院は横着を決めこんだ。草岡から上がって来たという若者と入れ代わり、山荘を後にすれば休らいながら山を下るのみである。