朝日連峰 祝瓶山



8月30日(日)
久しぶりに藪を漕ぐ。昔の記憶を辿れば、角楢沢から雪渓を繋ぎ通称カミナリ尾根に乗った。下部は藪であったが、上部へと登るにつれ雪を付けた尾根の登行は順調で祝瓶山へ上がったものだった。今日は、そうはいかず雪で押し潰された藪は直立し行く手を阻み、輪をかけて、担ぎ上げた草刈機が時間と体力の浪費を齎す。這う這うの体で祝瓶山頂に着けば時間は足りず予定の道刈りは中止しざる得ない。終止、無用の長物と化した草刈機に泣かされ、カクナラ尾根途中より灯りが頼りの下山となった。