朝日連峰 祝瓶山登山道整備









幻のヌルミ沢大滝
7月18日(土)
捗る雨降るなか刈り上がるも思惑以上の雨に戸惑いを感じる。会長と山わっしゃこは草刈機を回し、高橋さん指導宜しく新会員2名は草創期以来の手法である鎌を振る。1100m辺りよりヌルミ沢岩壁を望めば一条の流れが幻の滝如く落ち霧に見え隠れさせていた。道刈りという修行の道のりをこなし山頂に到着するも帰り道の仕事が待つ故そそくさとヒドと化した登山道を下る。増水の沢を3本渡渉すれば安全圏に戻り、一仕事が済めばカーバイトに灯りが燈る。同宿の来客3人を招けばK2(8611m)日本初登頂者の重廣恒夫氏であった。貴重なお話をお聞きする事ができ生涯忘れられない一夜となろう。また、長井山岳会自慢のカーバイトの灯りとひっぱりうどんがえらく気に入ってもらえ親近感を覚える。翌朝、山わっしゃことsは三体山登山へと向かった。